四ツ谷駅 四谷 心療内科

子どもの相談

子どもの相談

娘が大学に行けない。
今まで問題無く学校には通っていたのに、急に行かなくなった。ということがあります。今では、大学も出席/欠席について厳しいチェックをするところが増えており、油断すると単位を落としたり、留年したりします。そのため、娘が学校に行かない場合、親はやきもきします。友人とのトラブルが原因の場合、学校に行くが授業には出られない場合、理由無く行かなくなった場合、等、さまざまな状況があります。何らかの明らかな身体疾患によって行けないのでなければ、メンタルの疾患を考える必要があります。また、治療によって通えるようになる場合が多いです。

娘が下宿しているが、時々電話がかかってきて泣いたりする。話が要領を得ない。
子どもと同居している時とは異なり、下宿をしていると状況がよくわかりません。しかも、電話で泣いたりされると親はどうして良いかわからなくなります。「しっかりしなさい」などと怒ったりします。怒ってみたものの、親は不安です。まずは、子どもと会ってみて様子を把握する事をおすすめします。電話では要領を得なかったけれども、「失恋した」、「レポートが間に合わない」等、現実の問題があるなどの場合もあります。しかし、それにしてもちょっとおかしいなと思った場合には、医療機関を受診することを薦めます。

息子が、時々、なんだかわからないことをぶつぶつ言っている。
独り言を言う癖のある人は少なくありません。青春はいろいろと悩むものですから。例えば、他の症状として、「学校に行けない」、「風呂に入らない」、「食事をしない」、「友達がいない」等の生活上の重大な支障が無いのであれば、,問題が無いことが多いです。但し、周囲からすると「奇妙な感じ」と思う場合もあります。本人が医療機関受診を希望しない場合には、家族相談などを利用すると良いかもしれません。

高校二年生の娘。朝起きられない。
朝起きるのは苦手、という人は結構います。しかし、継続的に学校に行けない、会社に行けないというのは厳しい状態になります。始めに家族は、「クラブで疲れているんだろう」くらいにしか思いません。これが、増えてくると困ってしまいます。実は、10代後半の子どもたちは睡眠障害を比較的容易に起こすことが知られています。特に、リズムが崩れるタイプの睡眠障害が多いようです。早く寝る、同じ時間に寝る等、自分でできる対策もあります。ひとしきり、自分でできることを試みても効果が無ければ早めに医療機関受診をすると良いでしょう。

中学生男子。頻繁に授業中にトイレに行きたくなってしまう。
困りますよね。大人でも、電車や車に乗ったとたんにトイレに行きたいと思うことはあります。同じ事は子どもでもおこります。もちろん、膀胱炎などの泌尿器科の病気でも起こりますが、メンタルな原因でおこることもあります。症状が続くようであればメンタルクリニックを受診することを薦めます。服薬やカウンセリングで症状が改善することが多いです。

学校の先生にADHD,ADDではないかと言われた。
学校の先生から、メンタルに関する病名を挙げて指摘をされることがあります。特に,最近では、ADHD,ADD等として指摘されることがあります。但し、実際に診察すると別の疾患が隠れている事があります。また、カウンセリングや薬物療法が劇的に効果をあげる場合があります。学校で何らかのメンタルの疾患が疑われた場合には、心療内科や精神科できちんと診断を受けることをおすすめします。
※ 18歳未満の方の場合には協力医療機関へのご紹介をしております。